坂本紫穂(さかもとしほ)さんは1982年、栃木県出身の和菓子作家です。
和菓子作家とは、『和菓子』の魅力を伝えるために映像や音楽とタイアップしたり、教室やワークショップなどのイベント活動をする人のことをいいます。
坂本紫穂さんは2021年9月19日に放送の『情熱大陸』に出演。
『IT企業』に務めていた過去があり、ほぼ独学で始めた和菓子のお仕事。そんな異色の経歴を持つ坂本紫穂さんがどういった方か気になりますね。
そこで今回は和菓子作家の坂本紫穂さんについて、Wikiプロフィール・経歴・結婚して旦那や子供はいる?といった流れで詳しくご紹介していきます。
すぐ読める目次
坂本紫穂(和菓子)のWikiプロフィール
坂本紫穂さんが和菓子作家として活動を開始したのは28歳の頃のことでした。
それまではIT企業に務めていた坂本紫穂さんが、和菓子作家になろうと思ったきっかけはいったい何だったのでしょうか?
ここでは和菓子をこよなく愛する坂本紫穂さんについて、Wikiプロフィール・会社員時代・和菓子作家になったきっかけといった流れでご紹介していきます。
坂本紫穂のWikiプロフィール
- 名前:坂本紫穂(さかもとしほ)
- 活動名:紫をん(しをん)
- 生年:1982年
- 年齢:39歳(2021年時点)
- 出身地 栃木県宇都宮市
- 学歴:大卒
- 職歴:IT企業
坂本紫穂の会社員時代
坂本紫穂さんは大学を卒業後、約6年間『IT企業』に務めていました。
会社員時代はコンテンツのブランニングやプロデュースなどをしており、早くから多くの仕事を任せてもらっていたそうです。
現在の坂本紫穂さんの経歴(下記参照)をみると、おそらくかなり仕事ができる人だったことが推測できます。
また、当時は一緒に働く仲間にも恵まれていたそうです。
しかし、『IT業界』とはスピードが求められる世界。
徹夜することも当たり前で仕事にのめり込んでいく中で、坂本紫穂さんはやりがいを感じながらも、忙しい自分を内観する時間が持てないことに焦りを感じるようになりました。
そして心身の調子を崩し会社を休職することになりました。
そんな中、坂本紫穂さんは和菓子作家という天職に出会いました↓
坂本紫穂が和菓子作家になったきっかけ
坂本紫穂さんが和菓子作家になろうと思ったきっかけは、28歳の誕生日ごろに和菓子の夢を見たことでした。
忙しすぎる『IT企業』に身を置く中、自分らしく働くにはどうすればいいのだろうと考えていた坂本紫穂さんは、その夢の内容は直感的に自分の仕事になるのかもしれないと思ったそうです。
元々、坂本紫穂さんにとって和菓子とは好きなものの集合体と言えるものでした。
- 食べ物が好き
- 色彩が好き
- 小さいものが好き
- 和のものが好き
- 抽象的なものが好き
といったように、どの要素を切り取っても和菓子とは坂本紫穂さんにとって、とても魅力的なものでした。
坂本紫穂(和菓子)の経歴
- 2014年:映画『利休にたずねよ』公開記念、公式タイアップ茶会にて和菓子監修
- 2014年:漫画『へうげもの』タイアップ茶会にて和菓子監修
- 2015年〜2019年:パークホテル東京にてアフタヌーンティースイーツ監修
- 2015年:World Tea Forum 2015にて和菓子の展示・講演・ワークショップを行う
- 2016年:ミラノ・サローネ、サンワカンパニー社の展示ブースにて和菓子のデモンストレーションを行う
- 2016年:安倍昭恵内閣総理大臣夫人主催茶会(総理公邸)にて茶菓子を担当
- 2016年:淡交社月刊誌『なごみ』10月号にて和菓子特集を監修
- 2017年:ザ・ガーデンオリエンタル大阪にて和菓子を監修
- 2017年:香港にてSONY ‘Life Space UX’ 主催の和菓子ワークショップを行う
- 2017年:GINZA SIX、SIXIÈME GINZAにて塗師 赤木明登氏の漆器作品とともに和菓子を展示
- 2017年:New York, Food Film Festival 2017にて和菓子制作映像『WAGASHI』がBEST FOOD PORN AWARDを受賞
- 2018年:淡交社月刊誌『なごみ』3月号にて和菓子特集を監修
- 2019年:創作和菓子の宗家 源 吉兆庵よりコラボレーション和菓子をシリーズで発売
- 2019年:「食べる」ことで持続可能な社会を目指すプロジェクト、地球料理 -Earth Cuisine-に参画
- 2020年:フードテック・プロジェクト、OPEN MEALS「サイバー和菓子」和菓子監修
- 2021年:Louis VuittonのVIPイベントにて和菓子制作
- 2021年:宗家 源吉兆庵のカフェレストラン K.MINAMOTOにてコラボレーションメニューを提供
参考元:紫をん
上記↑は坂本紫穂さんの和菓子作家としての主な経歴です。
坂本紫穂さんはお店を持たず、レシピ本などは出していません。
メインとなる仕事場は自宅にある小さなキッチンで、独創性あふれる唯一無二の和菓子を作り続けています。
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上記↑の和菓子をみると情緒あふれる色合いと質感を感じられ、まさに芸術作品の域に達しているように思いました。
これまで坂本紫穂さんが制作してきた和菓子の作品のモチーフには、
- 花に止まる蝶
- 一滴の雫
- 月の光
- 押し寄せる波
- 積雪の足跡
など、日々の暮らしの中でふと心を動かされた風景や、何気ない出来事から感じた一瞬の想いを和菓子で表現しています。
これまでに創作したオリジナルの和菓子は400以上にのぼり、多くの女性たちからは『食べるのがもったいないくらい美しい』と支持されています。
また、驚くべき点は坂本紫穂さんは老舗・名店での修業経験はなく、ほぼ独学で「和菓子作家」としての道を切り開いてきたところですね。
かなりのセンスと人間性が必要なはずなので、誰にでも真似できることではないと思いました。
なお、坂本紫穂さんは2017年に自らの和菓子制作過程を撮影した『WAGASHI』がニューヨーク・フードフィルムフェスティバルで『BEST FOOD PORN AWARD』を受賞するなど海外でも注目される存在となりました。
坂本紫穂(和菓子)は結婚して子供はいる?
坂本紫穂さんについて、結婚や子供がいるという情報はネット上には見つかりませんでした。
2021年時点で39歳ということなので、結婚して子供がいてもおかしくない年齢ではあります。
もしかすると結婚自体は公表していないだけかもしれません。
ただ、上記↑の経歴をみる限り、結婚していたとしても子供をつくったり育てる暇はないのではと思います。
さらに坂本紫穂さんの生活スタイルは『朝6時起床、22時就寝』というかなり規則正しいものになっています。
おそらくこの生活スタイルであるならば、旦那さんや子供がいる可能性はかなり低いですね。
世界も注目する坂本紫穂さんは、和の心を追い求めるとても魅力的な方であることは間違い無いです。
今後も坂本紫穂さんの『和菓子作家』としての活動を注目していきます。
https://detective-blog.com/hiraokahiroshi-ra-men/