廣津留(ひろつる)すみれさんは、大分県大分市出身のプロの女性バイオリニストです。
ニューヨークにある世界で最も優秀な音楽大学の中の1つ『ジュリアード音楽院』を首席で卒業しています。
そんな廣津留(ひろつる)すみれさんはバイオリンの才能だけでなく、勉学も優れており、なんとハーバード大学を現役合格し首席で卒業しています。
それも塾に通わず大分の公立高校からということで、世間で話題になりました。
そこで今回は廣津留すみれさんについて、大分上野丘高校出身・高校時代のハーバード大学合格の勉強法とは?・学部や専攻は?といった流れで詳しくご紹介していきます。
すぐ読める目次
廣津留すみれは大分上野丘高校出身!
ハーバード大学に現役合格するほどの才女である廣津留すみれさん。
そんな廣津留すみれさんですが高校時代は周りからどんな風に思われていたのでしょうか?
ここでは廣津留すみれさんについて、出身校の大分上野丘高校とは?・高校時代はどんな人?といった流れでご紹介していきます。
廣津留すみれの出身校の大分上野丘高校とは?
大分上野丘高等学校
廣津留(ひろつる)すみれさんの出身高校は大分県にある、大分上野丘(おおいたうえのがおか)高等学校です。
大分上野丘高校は1885年(明治18年)に設立されており、大分県で最も長い歴史を持つ高校です。
男女共学の公立校であり、2021年現在の偏差値は71となっています。
私立高校も含め、県内一の進学校として知られています。
主な進学先は東京大学・九州大学・大分大学など、国立大学へ多くの生徒を輩出しています。
なお、大分上野丘高校の卒業生には建築家の磯崎新(いそざきあらた)氏や元大蔵大臣・第18代日本銀行総裁の一万田尚登(いちまだひさと)氏などがいます。
大分上野丘高校時代の廣津留すみれさんはどんな人?
大分上野丘高校時代の教師の片岡先生は、廣津留すみれさんが28年間の教員生活の中で1番天才と語っています。
高校時代の廣津留すみれさんは塾には通っておらず、大分上野丘高校には『東大進学クラス』というコースに在籍していました。
塾に通わなかった理由はバイオリンの練習に専念するためだったということです。
またハーバード大学に進路を決めた理由は以下↓のようものからでした。
初めての国際コンクールでグランプリを受賞し、アメリカ4つの州でコンサートツアーを行える権利を手にした。最後にカーネギーホールでの演奏を終えた廣津留さんは、ハーバードなら学業とバイオリンを両立できると思った。
参考元:価格ドットコム
廣津留すみれの高校時代のハーバード大学合格の勉強法とは?
廣津留すみれさんの高校時代のハーバード大学合格のための勉強法は、五感暗記というものでした。
特に聴覚と視覚を重点的に使うといったものです。
廣津留すみれさんがハーバード大学に合格するにあたって、最も時間を費やした勉強は英単語の暗記。
ハーバード大学の試験には『SAT』という英語が母国語の人でも真剣に覚え直す必要があるアメリカ版の全国共通テストがあります。
『SAT』には「数学」「国語」「化学」「世界史」があります。
このテストでは以下↓のような難しいポイントがありました。
- ラテン語由来の単語
- 法律用語
- 化学元素の英語名
- 世界史にでてくる中国人の英語名
- 数学の専門用語
ジャンルも幅広く覚えるのが困難なものが多いのです。
高校2年生の段階で英検1級を取得していた廣津留すみれさんですら、全くみたこともないような英単語がザラに出てきたと語っています。
そのため英単語の暗記に力を入れていたそうです。
視覚と聴覚を使った勉強法『五感暗記』の例は
まず単語帳の上で「Apple リンゴ」と視覚的に認識→口で「Apple リンゴ」と唱えます。すると、視覚情報と、自分の声という聴覚情報が一致して、確実な記憶を作ります。それが完成されると、「Apple」という字面をみた瞬間に、頭の中で「リンゴ」という自分の声が再生される、というシステムが構成されます。
廣津留すみれさんがこの方法を取り入れてみようと思ったはバイオリン奏者をやっていて、聴覚が発達していたことが理由だそうです。
聴覚の才能をもっと効率よく使う方法はないかと独自で考えたやり方が『五感暗記』でした。
この『五感暗記』方法によって語彙を1万5000語レベルまで増やしています。
廣津留すみれのハーバード大学の学部や専攻は?
廣津留すみれさんのハーバード大学の学部は残念ながら情報がありませんでしたが、
専攻は作曲を中心とした音楽を、副専攻には国際健康(グローバルヘルス)を選択していたとのことです。
また、他にも
- Harvard Early Music Societyグループ 在籍
- 弦楽アンサンブル 部長
- Harvard Radcliffe Orchestra コンサートマスター(学内最大のオーケストラ)
などバイオリンの課外活動として毎週コンサートに参加していました。
Summer in JAPAN
廣津留すみれさんはハーバード大学で音楽の活動以外にも『Summer in JAPAN』というセミナーを開催しています。
『Summer in JAPAN』は2013年からハーバード大の学生たちと一緒に日本の子どもの英語力を強くし、表現力やコミュニケーション力を引き出す英語セミナーで廣津留すみれさんの地元大分で開催されました。
このセミナーを開催した理由は将来、ハーバード大学など海外の大学に進学したいと思う子供たちに、早くから英語に触れ合ってほしいといった思いからだったのでしょう。
廣津留すみれの学歴まとめ
- 大分上野丘高校は県内一の進学公で歴史の長い
- バイオリンのためにハーバード大学に進学を決める
- 勉強方法は五感を使った暗記
- 高校時代に1万5000の語彙を増やす
- ハーバード大学入学後は音楽を専攻し課外活動で毎週コンサートに参加
- Summer in JAPANという子供向けの英語セミナーを開催
ハーバード大学に進学を決めた理由は学業とバイオリンを両立するためでした。
廣津留すみれさんのすごいところは目的を達成するためであれば、どんなに膨大な勉強量や海外留学する決断力だと感じます。
まだ20代と若い方なので、Summer in JAPANのように音楽活動だけに止まらず、いろいろなことに挑戦して行ってほしいですね!